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災害訓練を実施しました [災害訓練]

平成24年5月25日 災害訓練を実施しました

毎年、実施している災害訓練ですが、だんだん規模が大きくなってきました。
今年は国道1号線でバス横転事故発生、負傷者多数が搬送されてくるという想定で実施しました。
想定はそれ以上、知らされず、どんな患者が何人来るかもわからないまま訓練に臨んでいただきました。
院長の指示のもと、院内のほとんどの先生方が参加され、職員も職種を越えての参加でした。男山病院や法人関連施設からも参加があり、83名もの参加となりました。

傷病者は赤が2名、黄色が8名、残り10名が緑という煩雑な中、黄色の方が何人か赤に変わるのですが、手際良く緊急処置や検査オーダーが飛び交い、速やかに救助できました。

今年は赤の方が黒に変わることもなく、全員が助かる結果となりました。(去年の訓練では1名が黒に変わってしまうということがありましたが、去年の反省が十二分に生かされていました)

新人看護職員は4月初めに救急蘇生と災害についての講義を終えていましたので全員参加してもらいましたが、学びと訓練が結び付いてよくわかった、理解が深まったという感想などが聞かれました。

準備を担当してくれました外来看護職員の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。また、初めから終わりまで旗を振りっぱなしで全力で取り組んでくださった院長にも感謝いたします。そしてなにより忙しい中、連絡調整から書類の準備などすべてを担ってくれた医事課の北村主任ありがとうございました。
病院が一丸となってよい蘇生チームに仕上がっているように感じました。

次年度は質評価もしっかりできるようにしたいと思っております。

追伸 この訓練の内容は5月26日 医療安全勉強会でも伝達されました。リスク委員会のみなさまご協力ありがとうございました。残念ながらわたしは求人活動で京都におりましたが盛大に終わったと聞き、安心しています。

今後とも、地域の方々のニーズにこたえる病院を目指し、取り組んでまいります。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

看護部長 高須久美子[かわいい]



災害訓練実施 [災害訓練]

今回、わたしたちが災害訓練を実施すると同時に大規模な震災が起こりました。多数の行方不明者やお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに1日でも早く、みなさまが元気を取り戻されることを願っています。


平成23年3月11日に第2回佐藤病院災害訓練を実施しました。昨年災害ワーキングチームを立ち上げ、何度も話し合いを行いました。それと同時に外来では災害に備えて各エリアの物品の整備も進めてきました。災害の想定は、大型バスの運転手が運転中に意識消失しトラックと正面衝突し多数の負傷者が病院に搬送されるというもので、病院が被災していないという内容でした。各部署の協力も得られて、患者役(10名)や病院スタッフ役(医師7名・看護師14名・医事課5名・その他)総勢45名の参加になりました。まず赤(最優先治療群)と評価された患者さんが救急車で一人搬送され、その後2台目の救急車で黄色(待機的治療群)の患者さん数名搬送。徒歩で緑(保留群)の患者さんが来院されました。昨年の反省点をいかして、感染対策を十分行いました。また、搬送係によって各エリアに誘導できるよう工夫すると患者さんが来院された時に速やかな対応が可能となります。患者さん役には絵の具や化粧品で負傷部位にメイクを施し、治療の手がかりになるよう工夫しました。傷病名により演技指導を行いよりリアルな演技をしてもらいました。一般の患者さんに紛れてトリアージエリアをスルーしたりとハラハラする場面もありましたが、参加者が真剣に取り組み考えて動くことを学びました。災害は日頃から訓練していないといざという時に動けません。毎年一度はこのような訓練を行い、病院全体で職員の意識の向上に努めていきたいと考えています。 文責:外来師長 尼野 由佳
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