災害訓練実施 [災害訓練]

今回、わたしたちが災害訓練を実施すると同時に大規模な震災が起こりました。多数の行方不明者やお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに1日でも早く、みなさまが元気を取り戻されることを願っています。


平成23年3月11日に第2回佐藤病院災害訓練を実施しました。昨年災害ワーキングチームを立ち上げ、何度も話し合いを行いました。それと同時に外来では災害に備えて各エリアの物品の整備も進めてきました。災害の想定は、大型バスの運転手が運転中に意識消失しトラックと正面衝突し多数の負傷者が病院に搬送されるというもので、病院が被災していないという内容でした。各部署の協力も得られて、患者役(10名)や病院スタッフ役(医師7名・看護師14名・医事課5名・その他)総勢45名の参加になりました。まず赤(最優先治療群)と評価された患者さんが救急車で一人搬送され、その後2台目の救急車で黄色(待機的治療群)の患者さん数名搬送。徒歩で緑(保留群)の患者さんが来院されました。昨年の反省点をいかして、感染対策を十分行いました。また、搬送係によって各エリアに誘導できるよう工夫すると患者さんが来院された時に速やかな対応が可能となります。患者さん役には絵の具や化粧品で負傷部位にメイクを施し、治療の手がかりになるよう工夫しました。傷病名により演技指導を行いよりリアルな演技をしてもらいました。一般の患者さんに紛れてトリアージエリアをスルーしたりとハラハラする場面もありましたが、参加者が真剣に取り組み考えて動くことを学びました。災害は日頃から訓練していないといざという時に動けません。毎年一度はこのような訓練を行い、病院全体で職員の意識の向上に努めていきたいと考えています。 文責:外来師長 尼野 由佳
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