外部講師による看護管理者研修報告 [看護教育]

9月6日(火曜日) 外部講師による管理者研修を実施しました

「辞めない職場作り」と題して枚方総合発達医療センター 教育部長 井澤 陽子先生をお招きし、ご講演をしていただきました。法人内の師長が全員参加し熱のこもったお話をしていただきました。

先生は教務部長として看護学校の教育現場にかかわり、学生を指導、教育、サポートしてこられました。そして現在は病院の中から新卒者や中途採用者をフォローしながら現任教育も実践されています。

お話の内容としては今の学校教育の実際、学生の特徴、少子化時代が生んだ影響、1言が持つ影響の大きさ、指導方法、誉めることの大事さとその方法など総論から各論、実践方法まで詳しくお教えいただきました。

当院がけっして離職が高いわけではありません。佐藤病院の離職率は昨年度、全体で7%、常勤のみだと5%でどちらかというと離職率は全国平均よりもはるかに低いです。
また、やめない職場つくりに取り組んでWLBなども実践しています。平均年齢も高く、ベテランナースが多いことも自慢です。(人件費率は高くなりますが・・・)

しかし、今をよしとしていては自己成長はありません。これからの若者の育成を担う管理職が今一度、学びを深め新たな気持ちで実践してくれたらありがたいと思い、研修を実施しました。

毎年、訪問看護ステーションではたくさんの看護学生の実習を受け入れていますし、摂南大学に看護科が開設されると老人保健施設でも実習が入るようになります。
毎年、新卒看護職員も来てくれています。今、働いている人もこれから来られる人も、そして実習生もみんなが楽しく働けるように、学べるようにこれからも「働きやすい職場環境作り」に取り組んでいきます。

なお、今回の研修の伝達講習を主任会、教育委員会でも実施します。楽しみにしていてくださいね。

今日のポイント
☆1言が持つ影響の大きさ
無意識に使っている言葉を意識化する「たかが一言、されど一言」
何気ない一言で傷ついたり、勇気が出たりする
一言が与える影響は想像以上に大きい
言葉の意味づけは日頃の信頼関係を反映する同じ一言でも、誰が言ったのかによって意味が
変わってくることを理解する必要がある      
日常的な信頼関係があるかどうかで変わる
☆正しい褒め言葉の六原則
《原則1》事実を、細かく具体的にほめる
《原則2》相手に合わせてほめる
《原則3》タイミングよくほめる
《原則4》先手をとってほめる
《原則5》心をこめてほめる
《原則6》おだてず媚びずにほめる
ぜひ、看護管理者のみなさん、誉め上手になってくださいね。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

盛和塾報告第6回佐藤病院コース開催 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。