DiNQL(労働と看護の質データベース事業)参加について [労働と看護の質]

DiNQL(労働と看護の質データベース事業)参加について

 日本看護協会では、2006年より「働き続けられる職場づくり」を実現するために、労働環境の改善に向けたさまざまな事業を展開してきました。
そこで私たちの病院も、いち早く「看護職のWLB推進ワークショップ事業」「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」「労働と看護の質向上のためのデータベース事業(以下:DiNQL)」などに積極的に取り組んでまいりました。

このDiNQLは全国で75の病院が選ばれ、さまざまな取り組み内容をデータ化して提出し他病院と比較検討できるシステムになっています。もちろん、看護部だけではデータ処理はできませんので人事部や情報処理室、医事課の方々に応援してもらいながら行なっています。

今までの他者比較は病院単位で行っていましたのでどうしても中小規模の病院では比較検討が困難でした。しかし、今回のデータベース事業は病棟単位で比較検討ができるシステムになっています。まだ、データの活用までには至っていませんが、今後、これらを活用して質の向上を目指していきたいと思っています。

 始まったばかりのDiNQL(労働と看護の質データベース事業)、WLBに先駆的にとりくむことができたことは、現場の質の向上や労働環境の改善にもつながっていくと思います。
「超過勤務が多いのはよくない」「業務改善をしなくてはいけない」など労働問題について看護管理者が目覚めることは職場環境改善に大変、有用です。

今後も継続して取り組み、ほんとうにみんなが「働き続けたい」と思ってくれるような、そして看護職として専門職の力を発揮しながら働ける職場を師長さんたちとつくっていきたいと思っています。

看護部長 高須久美子

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