取り組み課題 [目標管理と評価制度]

取り組み課題の発表時期がいよいよやってきました。

当法人では、毎年1回臨時主任会議という会議が開催されます。(1回でおわりきらないときは2-3回)
これは各部門別に院長、副院長をはじめ、看護部長から師長、主任、事務局長、事務長、課長、他事務系、薬剤科、検査科等すべての役職者が1年間の取り組み課題をどこまで達成できたか、次年度はどんなことに取り組むかを報告する会議です。朝、8時から1時間、みっちり行われます。すべてに対して理事長のコメントが入ります。情報はすべての職員で共有します。

看護部では、平成22年度は「看護部の組織強化と活性化」という目標で「顧客の視点、財務の視点、内部プロセスの視点、学習と成長の視点」それぞれについて目標を立てました。(BSCの手法を用いています。またQC活動 M-Style というものにも取り組んでいます。)
達成できたもの、そうでないもの、継続課題などさまざまですが、大きな波をなんとかクリアできた1年ではなかったでしょうか。
この1年、人員確保におわれた1年でした。
一昨年の関西医大男山病院の経営譲渡から平成22年6月末、関西医大の職員の引き上げ、7月から全面美杉会という大きな過渡期を迎えました。システムや人材、ソフト面、ハード面においてすべてにさまざまな取り組みが行なわれました。人事労務関係では、佐藤病院等からは総勢78名の異動を男山病院へ行いました。快く異動に応じてくださった皆様に本当に感謝です。
これだけのベテランクラスを異動したわけですから佐藤病院に残った職員は半分以上が新人という中、本当に現場は大変だったと思います。つぎつぎ新人ナースも入ってきます。しかし、「退職者をだしても補充が追いつかない」「7:1を維持できなくなるので一人もやめることにないように」というお達しの中、師長、主任、そして中堅看護師たちの活躍で離職率は5.0%(常勤)に押さえることが出来ました。快挙です。ほんとうにみなさまに感謝です。中には転居しなくてはならなくなったのに、単身赴任に切り替えていただき、協力してくださった方もいらっしゃいます。本当にありがとうございました。また、新入職の方にはベテランが少ない中、がんばってくださったことに感謝です。

今年は大きな異動もなく、じっくり育む1年にしたいと思っております。

平成23年度の看護部目標は「人材を引き寄せる組織作り~仕事と生活の調和の実現~」です。
これは日本看護協会のWLB推進事業に参加しているため、継続してWLB(仕事と生活の調和)に取り組み、働きやすい環境つくりを継続していきたいと思っているからです。
仕事も生活も両立させ、出来れば子育てだけでなく、趣味活動や資格取得など自分のためになにかできることを1つでも見つけて取り組んでもらえたらありがたいと思っています。

そして、いよいよ男山病院の新築工事が開始されました。1期工事、2期工事と続き全面リニューアルがなされます。来年、秋にはまず半分リニューアルで外科病棟、整形外科病棟、内科病棟にプラスして回復期リハビリ病棟もオープンします。
来年、春には北牧野小学校跡地にも有料老人ホームも開設されます。まだまだ、走り続ける美杉会です。看護部もしっかりついていけるように今年はじっくり暖めて成長したいと思います。
次年度はまた、業務拡大になりますのでみなさまのご協力をお願いいたします。

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