災害支援活動2日目報告 [東北地方太平洋沖地震災害支援]

災害支援活動2日目経過報告

4月16日の朝刊に「大槌高校の避難者194人に強制移転迫る!」の見出しを見つけ、朝、一番で写真にとってメールを送りました。強制的に振りわけしたようで避難者から不満の声も上がっているとの記事、みなさまの心中をお察ししながらの医療活動が必要かと思い、メンタル的にもフォローアップを依頼しました。
派遣チームから「今避難所にいている400名の方々のうち、250名は移転を拒否されています。新聞にあるような、希望しない移転先への強制も理由にあるのかもしれません。今日は少し避難者の方々とコミュニケーションを取って話を伺ってみます。」という返事が来ました。

2日目報告
「業務は4時40分頃に終了し、今コテージに帰っているところです。今日は、午前中は外来と巡回診療で、巡回には人見先生も参加されました。午後からは外来と、医薬品のストックの仕分けなどを行いました。全員、体調不良をきたす事なく無事に業務終了しています。」と報告も届きました。
あと1日、がんばってミッションを果たしてきて欲しいものです。

院長からは「2日目もいろいろ中身の濃い1日だったようですね。体調もよさそうで何よりです。」と返事のメールがあり、災害チームのみなさんを勇気付けているようです。
事務局長からも「期待したとおりがんばっているようですね。」等、激励の言葉がありました。

T看護師からは電話での報告もあり、出発直前に物品を確認した理事長から「カップラーメンやレトルト食品だけでは栄養が偏るから野菜を持っていきなさい。」と助言をいただき、ご指示があった食材のためねぎ、きゃべつ、レタス、きゅうりやハム、ソーセージ、たまごなどをドレッシングとともに持参しましたが、なんと「これが一番、おいしかった。もっていってよかったです。」という反応でした。さすが、理事長!

その他として「ところで、物資はかなりそろっていて、あたしたちの持って来た物資は余ります。余った物はいずれ県立病院が再開したときに使われるようですが、どうしましょう?寄付してきてもいいですか?」とのこと。かなりたくさんの医療材料等をバスに積み込み持参して行きましたので「もし、お役に立てていただけるのであれば」ということで寄付してくることになりました。少しでも、今後のお役に立てれば幸いです。

3日目の今日、「最終日ですけど、気を抜かずがんばります。今日は避難者の方々の移動もあり、施設内バタバタとしそうなので、現場のニーズに合った対応をします。」と頼もしいメールが朝から来ていました。ぜひ、しっかり悔いのないようにがんばってきてください。

予定では明日朝、6時に出発して23時に病院到着予定です。5人揃って元気に帰院してくれることを願っています。

追加の情報
「お疲れ様です。災害派遣中の岡市です。現在、大槌高校にて岩手県災害対策本部が設置した無線LAN環境をお借りし、ネットワーク構築しました。せっかく用意していただいたauの無線端末が岩手県盛岡市周辺しか対応していないようですので、大槌高校内に滞在中のみメールやインターネットができる状態です。アウトルックで送信がうまく出来ないので、ウェブメールアカウント作成し使用しています。」
とのことでした。
連絡用とお薬調べが迅速に出来るようにとインターネットができるパソコンを2台も用意していきましたが、無線ラン システムの弱さも露呈してしまいました。対策本部の方々にかえってご迷惑をおかけしてしまい、申し訳なかったです。すいません。

タグ:災害支援
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